代表インタビュー

1. 不動産を軸にした“掛け合わせ”ビジネス

Q.アンコンサルティングの由来は

弊社は、2000年に創業しました。 当時私は、システムコンサルタントとして働きつつ、不動産やその他各種業態に興味を持っていました。 そこで、「不動産を軸に各種業態にチャレンジする」という意識から、「AtoZ」を日本語にすると、「あtoん」だな、と考え、「アン・コンサルティング」と命名しました。

ただその後、アンコンサルティングは、不動産事業に特化しました。 単に幅広く業態展開するより、不動産を軸にしつつ、その他の業態を取り込んだ方が、より魅力的な仕事ができると考えたからです。

小谷写真1
小谷写真2

Q.「AtoZ」と考えると、今後、他に興味のある業種もあるのですか?

そうですね。「不動産×IT」、「不動産×飲食」、「不動産×広告」、「不動産×公共」など、不動産以外の業態も取り込み、不動産の魅力や収益性を高めていきたいと考えています。

たとえば、ディベロップメント事業においては、5年前から、3Dモデル化技術、VR技術を取り入れています。イメージのつかみづらい企画段階において、建物イメージを具体的につかむことで、より収益性の高い建物を計画することに役立っています。

また、渋谷のセンター街に所有する私道では、私道のクリーン活動・賑わい向上活動を手掛けています。 落書きを消すイベントを開き、キッチンカーを呼んで集客したり。 これまでは、センター街に接しているとは思えないほど暗い通りだったのですが、これを清潔で、賑わいの通りに変えていくことを一つの目標にしています。

落書き清掃イベントの様子

落書き清掃イベントの様子

治安の悪化した私道を買い取り、クリーン活動・賑わい向上活動を行い、人に喜ばれる通りに変化させる試み

2. 土地の『最有効活用』を目指す

Q.これまで様々な建物を建ててきているようですが、何か意識していることはありますか?

「その土地に、何が一番求められるか」を考えています。よく使われているフレーズにすれば「土地の最有効活動目指す」ということでしょうか。 ただ、土地の最有効活動を目指すことは、「言うは易し、行うは難し」です。 たとえば、住宅専業ディベロッパーであれば、オフィスに適した用地であっても住宅を建てなければならないですし、総合ディベロッパーだったとしても部門でやれる業務は決まっています。

この点弊社は、「その土地に、一番求められるもの」を作ろうと努めています。たとえば、その土地にホテルが適していると判断すれば、ホテルを研究してホテルを建てますし、マンションであればその立地で望まれるマンションを分析して建てます。それが私たちにとって経験のない業態だったとしても、です。

そのためには、日々、勉強が必要ですし、また、協力していただける方とのコネクションを作り続けなければなりません。

「何か意識していること」というご質問ですが、しいて言えば、日々勉強すること、今まで取引のない人々と取引すること、それらを楽しむことを意識しています。 新しいことにチャレンジすることを楽しめるよう、自分の気持ちを持っていきますし、また、周囲もそのような人を集めています。

銀座712PJ

223室の中規模ホテル。基準客室面積14㎡でバストイレセパレートを実現した

Q.そのようにして、他社との差別化を図っているのですね。

私たちの建物でお客様が楽しむからこそ、私たちのテナントにお金を払い、巡り巡って、私たちもテナントから賃料をいただけることになります。

テナントの先のお客様を意識することも、一つの差別化になっているのかもしれません。逆に多くの不動産所有者は、テナント目線に立たないことが多いようで、テナント目線を、テナント様から評価いただけることも多いです。

神田司町PJ

神田司町PJ

弊社が等価交換ディベロッパーとなり開発した都心賃貸マンション。25㎡で1LDKを実現し、募集開始後すぐに満室稼働した。

1Ldk居室

3. アンコンサルティングメソッド

Q.お客様から喜ばれる建物を開発するノウハウはどのように得られたのでしょうか?

周囲に建物を開発した経験のある人が少なかったので、実戦で学ばせてもらいました。具体的には、建物を作りながら、設計士や、各種施工業者様、また、テナントさまに教えていただき、また、今も教えていただき続けています。 ゼロから学んだからこそ、差別化されたノウハウを持てたのかもしれません。

たとえば、銀座412PJでは、25坪という狭小地に地下1階、地上12階建ての建物を建てました。 当初は、構造設計士にすら、「このような狭い敷地に搭状建物は計算上も作れない。作れたとしても風で揺れて使える建物とはならない。」と言われました。 それでもあきらめず、狭小地でも施工ノウハウのあるゼネコンを探し、時間をかけて設計を重ねた結果、建物を建てることができました。もちろん風にも揺れません。

また、先に述べた銀座のホテル開発では、国内最小となる「14㎡でバストイレがセパレート」な客室を実現しました。面積を小さくすることで客室数を増やして収益性を高められましたし、さらに利用者からも、「このホテルの魅力は狭いところにある。この狭さでも機能的で居心地が最高。」等、高く評価されました。

小さなスペースを活用する弊社の手法は、特に土地代の高い都心においては高い収益性をもたらします。建築コストにとらわれずに、スペース活用を図る弊社の手法は、建築コストを抑えることで利益を上積みする一般的なディベロッパーとは真逆のアプローチです。都心に特化した弊社ならではのノウハウであると思っています。

VR画像

VRによる確認

VRで確認することで、正確な寸法感をつかみ、寸法を必要最小限まで縮めることが可能となります

図面の3Dモデル化

図面を3D化することで、より正確に図面の意図がわかり、2次元図面では気付かなかった工夫を付加できます

4. 型にはまらない生き方をしたい。

Q.日々新しいことにチャレンジすることは、すごく大変なことだと思いますが、それでもそのやり方で頑張ってきた想いですとか、考え方を聞かせてください。

私を含めて誰しもがそうですが、学校や会社での経験を積んで、社会に適合します。別の視点で見れば、型にはまっていきます。 でも、まだ社会経験の少ない子供は、型にはまらず、もっと自由な発想をしています。僕は、初心に戻り、型にはめないことで、新しい価値を見つけたい。 ただ、子供のようにアイデアを出せても、それが実現できなければ意味がありません。アイデアは「思いつくす」よりも「実現」の方がより大事だと思っています。

私はアイデアを実現するために、「こうしたらできる?あぁしたらできない?」と質問し続けます。聞いてくれる大人達は、親切に「実現が難しい理由」を教えてくれますが、たまには私の子供のようなアイデアが実現することもあります。その実現の積み重ねが、アンコンサルティングメソッドなんだと思います。

実際は専門家相手に、無邪気に質問し続けるのは難しいです。それを続けるためには、質問が失礼にならないように自分もたくさんの知識を積み重ねなくてはいけません。

私たちの「差別化したビジネス」は、このように実現しています。「できてしまえば当たり前のことだけど、まだみんなが実現していないこと」を気付いて実現したい。そのためには、型にはまらない目線で仕事をしています。

ミーティング風景

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